2014/12/01

相変わらずMCで全てをうまく喋れなかったので色々照れ臭くならないうちに、あとがきとして。

まずTHE KEYSの最初で最後のワンマンライブに来てくれた人、ありがとう。

ぼくらはただの音楽好きで、でもただの音楽好きでは嫌で、少しでも音楽の数珠つなぎのひとつのバンドになれるよう、音楽の感動を果実の搾りかすのように曲として作ってきました。
決して成功という成功は味わえなかったけど、この搾りかすを一緒に作ってくれたメンバーたち、それに賛同してくれた人たち、そして昨日来てくれたお客さんと友人。
これが今後のぼくらの救いになります。

音楽は作った人が死んでも残ります。現に、サムクックやジョンレノン、ジムモリスン…既に死んでいる何人もの人に憧れてきました。
レコードには念をいれることができます。現に、THE KEYSのCDにもある種の念を込めてきました。うらめしや、です。
良ければそちらの、残された音楽にもたまに付き合って貰えればと思います。
そこからさらなる音楽探しの旅に役立てるなら、こんな嬉しいことはありません。

ぼくらには、ぼくらにしか分からないことがいっぱいあって、それは口で説明することができないものです。
それがバンドだと思います。
これはバンドマンの自慢でもあります。

今までTHE KEYSを、どうもありがとうございました。

オオニシ